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待ったなしの老後と相続

執筆者の写真: 山内裕司山内裕司

<第2回 「元気なうちに」老後と相続に向き合いませんか>


<老後>

老後を考えることは相続を考えることでもあります。

第1回の統計データにありましたように、健康寿命は意外に短いと思いませんか。

病気や認知症になると自分1人では立ち行かなくなります。

特に、認知症になると身の回りのことだけではなく、一切の法律行為が出来なくなります。

「元気なうちに」老後のことを考えましょう。


<相続>

相続は自分の死を見つめることであり、あまり考えたくない、と思っていませんか。

遺された子供たち家族が、醜い「争族争い」をしないように対策することは親の務めでは

ないでしょうか。

親の多くは相続を具体的に考えたり大きな問題と捉えていません。

ましてや、遺された子どもたちが「争族争い」をするとは夢にも思っていません。

しかし、実家ひとつの取り合いで子どもたちは「争族争い」をします。

財産の多さではないです。

相続もキーワードは、自分が「元気なうちに」です。

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